宇宙には、零(ゼロ)というひとつの数しか存在しない。

最終更新日:2024年02月21日

『ふたつの歩み 楠瀬康璽と日和﨑尊夫』 【New】

2018年11月01日 13:52

 

『ふたつの歩み 楠瀬康璽と日和﨑尊夫』 【New】

  〜 Koji Kusunose & Takao Hiwasaki 〜

 

再度のお知らせになりますが、
11月3日から、高知県の香美市美術館において「第78回企画展」が開催されます。
LINK「香美市美術館 第78回企画展」

 


『楠瀬康璽と日和﨑尊夫は、高知市内に昭和32年(1957年)に新設された高知県立西高等学校に第一期生として入学しました。ふたりは新しい学校で自らが伝統を作っていくのだという自負を持って勉学に励み、共に美術部で競い合い将来の夢を語り合いました。

その後、日和﨑尊夫は洋画に進み木口木版との出会いがあり、注目される版画家に若くして登りつめることができました。しかし、1992年に50歳の若さで他界しました。

かたや楠瀬康璽は、遠回りしつつもデザインの分野に活路を見いだし、数多くのプロジェクトに関わり、自らのデザイン事務所を設立し多くの後輩を育てていきました。 そして、楠瀬はデザインの仕事を通過した後、土佐和紙に水彩で植物を描くようになり、その作品は高い技術に裏付けされ品格のある美しさで多くの人々を魅了しています。
ふたつの歩みを版画と植物画で紹介します。秋のさわやかな季節の中で、しっとりとしたこれらの作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。』 (香美市立美術館 館長:都築房子)